東北地震支援活動その1
こんばんは。
昨日の夜8時にボランティアの拠点、岩手県遠野市浄化センター
を出発し、今朝10時に帰宅しました。
さて、今回一日目の支援活動内容は陸前高田市で水産加工会社が
津波被害に遭ってしまい、秋刀魚や鮭、イクラなど800t余りの冷凍品が
町中に散乱しているものを片付け、撤去しました。
遠野市から陸前高田市まで約1時間半、バスにて現地入りしました。
地震だけの被害にあった住宅から線を引いたかのように、いきなり津波被害に遭った
ところが現れてきます。その境界線付近。
線路が脱落し、全く別の方向へと流されている。
テレビでは報道しない現場がそこにあります。
腐敗物の悪臭と戦いながら撤去しました。
亡くなったのは人間だけではありません。
こんなに高い場所も乗り越えて津波がやってきました。
我々の昼食は、現地の方が作ってくれたおむすび2個。おいしく頂きました。
人手が全く足りません。しかし、作業は当日にならないと分かりません。
被災者の方々のニーズに応じてボランティアがそこに振り分けられていきます。
全て自己責任です。怪我をする可能性は高いです。そして命の保障もありません。
甘い気持ちでの参加は、周りの迷惑になります。それくらい厳しいです。
皆、ボランティア意識が高かったです。しかし、それぞれの持つ資格に溺れないで
ほしいです。現地でそんなものはあまり役に立ちません。
健康管理も万全にします。
映像で見るよりも、もっと悲惨な現場がそこにあります。
また、続きは次回に。
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